おもひでぽろぽろ

所用で 数年ぶりに地元に行くことになったので何かしらの感動とか

あるかと思ったけど全然そんなことはなかった。

駅前のビルは古いままテナントが入れ替わっているくらいだし、

あそこの100均は昔はなかったとか思ってもその前がなんの店だったのか思い出せない。

あとはこんな田舎にこのマンションはでっかすぎるんじゃないのかとか。

 

自分自身はというと 身長も体重も変わってなくて

服装さえこの街を出て行った日のブレザーと仕事で来てる今日のスーツとでは

無個性さが合致しすぎてて 成長したな~ みたいなしみじみとした感傷もなかった。

 

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思い出って もっとみんな当たり前に持ってるものだと思ってた。

あの公園で誰と遊んだとか その時に転んで泣いたとか 自転車に乗れたとか

そういうことを当時なんとも思ってなくても振り返ってみれば感動する形で残ってると思ってた。

かよってた小学校の前を一瞬で通り過ぎながら

いくつかの事実は覚えてるけど「思い出」ってなんにもないんだな、と思って

少し悲しくなった。

 

あっ

ひとつだけ、変わってないな~と思ったのが トイレットペーパーの謎の安くなさ。

6ロール398円とか。

「田舎は家賃や物価が安い」っていうのは違うよなと。

ベッドタウンだからなのか安くないし じじばばが多くてイオンもないから野菜も高い。

中途半端な田舎………。

 

 

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